自費出版について思う事

自費出版といえば、昔学生時代に友人達とオリジナルの漫画や小説を載せた冊子を作ったりした事がありました。今は自費出版を請け負ってくれる出版社も多くある様ですが昔はほぼ全て自分達で作っていました。自費出版は同行の志が集まって一冊の本を作るというのが私のイメージにあります。勿論一人で自費出版をされる方も今は多いと聞きます。私の愛してやまないあの銀河鉄道の夜でおなじみの作家、宮沢賢治も詩集や童話集を手作りしています。現物を入手して読むのは限りなく不可能に近いですが読んでみたかったなと思います。私が友人達と作ったきっかけはオリジナルの創作物を自分達の手で作り上げて沢山の人に読んでもらいたいと思ったからです。勿論自分達も楽しく作りました。イラストや漫画や小説や詩や短歌などそれぞれが得意な物を書いていきました。

私は短めの小説を書かせてもらいました。自分の書いたものが印刷されたのを見たときは本当に嬉しく思いました。印刷もお金のかからないコピー印刷を自分達でやりました。自分達で書いたものを一つずつコピーしていき手で折って留めて本にしていくのです。大変手間がかかりましたが愛着も湧きました。先に述べた宮沢賢治以外にも夏目漱石、谷崎潤一郎、島崎藤村永井荷風など錚々たるメンバーが自費出版をしています。自費出版で有名な出版社の本をいくつか読んだ事があるのですがどれもなかなか独自性が強くて、面白かった記憶があります。創作とは何ものにも縛られないのが本当は一番良いのかなと思ったりもしました。少部数しか作りませんので、一冊あたりの単価も高くなってしまいます。出版社に頼むと沢山お金がかかる事もあります。でも、人生の内一度でいいので自費出版してみたいと思ったらやってみたら良いのではと思います。なかなか得難い感動があります。勿論、出版社に頼む場合は安心できる大手に頼むのが良いのではないでしょうか。同人誌を自分達で作る楽しみの一つとして、紙や装丁を自由にレイアウト出来る事です。話し合いをしながら決めていくのも醍醐味だと思います。

手作り品は世界に一つだけです。私もこれから、時間があれば詩や小説を書いて本を作りたいなと思っています。友人が絵本作りをしていたりもするので、毎回見せてもらうのを楽しみにしています。友人も自分で出版しているのですが病みつきになっている様です。作るのも見るのもとても楽しいので機会やきっかけがあれば沢山の人に楽しんでいただきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

Scroll to top